新人研修に多いセミナーの実施

年度初めに行われる新人研修では典型的なのがセミナーの実施です。講義形式で企業理念などを伝え、社会マナーなどについての理解を促すというのが基本になっています。全体的な業務内容もここで教えることになりますが、本当に教育効果が上がっているのかと疑問視されることは少なくありません。学生から社会人になって立場が変わったとはいえ、もともとはほとんど授業中も眠っていたような人が講義形式のセミナーで多くを学んでいると信じるのは難しいのも確かでしょう。もっと効果の高い新人研修を行いたいと考えたら方針を転換する必要があります。

ディスカッションを取り入れよう

アクティブラーニングを取り入れる大学が増えてきましたが、主体的に研修の時間内に活動できるようにするのは教育効果を高めるために肝心です。企業で比較的単純に導入できるのはディスカッションやロールプレイングであり、新人研修の段階から取り入れていくと活動的な社員を育て上げることができます。ディスカッションやロールプレイングを通して新人同士の理解も深まり、そこに既存の社員も混ぜてしまうことで社内の結束力を高めることも可能です。アクティブラーニングは特に専門性の高い仕事を教える場合だけでなく、企業理念を伝えるときにも役立ちます。企業として打ち出してきた製品などを例にとって、どのような理念が反映されているかを具体的にディスカッションさせると企業として努力してきた歴史とこれからの方向性を考えさせることができるでしょう。

社員研修とは企業が社員に施す教育を指します。企業の必要とする技術や知識を教育することで社員を求める人材へと育てることであり、年齢、立場に合わせた多様な教育が行われます。